ハミングウォーターのデメリット|いくつかの気になる点
従来のウォーターサーバーには無いメリットから浮き出てくるデメリットとは…?
いままでのウォーターサーバーには無かった、水道水を直接補充できるウォーターサーバーの『ハミングウォーター』。
従来のウォーターサーバーと比較して、料金が安い事とボトルの手間(注文・交換など)が無いのが魅力♪
ですが…
どんなウォーターサーバーにだってデメリットはありますよね。
そこで、実際にハミングウォーターを体験しているわたしが感じたデメリットをまとめました。
ネットのちょっとした口コミだけでは見えてこない、本音の内容を書いていきます。
1年以上使ってわかったデメリットまとめ!
ハミングウォーターを使い始めてから1年と2カ月近くが経ちました。
フィルターの交換回数も3度目(4カ月に1回なので)になり、いろんな事に慣れてきました。
そんな体験をしていくうちに、メリットだけじゃなくデメリットに感じる部分ももちろん見えてきました。
ここでは、わたし自身の経験談やネット上にある口コミ(ブログの体験談やSNSの評判など)を元に、デメリットについてまとめました。
使用するほど水道水を補充する回数が多い
これは、もしかしたら真っ先に思い浮かぶ方は多いかもしれません。
従来のウォーターサーバーであれば、1本12Lのボトルを使い切ってから新しいのに交換すると思います。
ハミングウォーターの場合、透明のタンク内が空になったらお水を足していく事になります。
タンク容量は4Lありますが、8割り程度入れるのでおよそ3.2Lほどです。
その分のお水を使ったらお水を足すので、それが地味に面倒に感じるかもしれませんね。
とはいえ、重いボトルを持ち上げたりゴミも出ないので、補充回数に目をつぶればとくに不便なく使えるはずです。
わたしの場合、2L入る水差し(ピッチャー?)があるので、それで補充すれば1〜2回で手間なく補充できます。
ちなみに…
空になっても中にさらにタンクが内臓されているので、すぐ足さないと故障するとか、破損して水漏れする心配はありません。
・上部の給水タンク: 4リットル
・冷水タンク: 1.5リットル
・温水タンク: 1.3リットル
・常温水タンク: 1.3リットル
と、合計で8リットル近く入るようになっているので、そこを目安に考えても良いかもしれません。
大きい水瓶なら給水の回数も少なくできますので、あくまでここは工夫次第かと思います。
設置方法の手間|1人だと大変かも…?
ハミングウォーターの2つ目のデメリットは、“自分で設置する事”…ですね。
配達業者さんは玄関まで持ってきてくれますが、もちろんそこからは自分で運びます。
flows(フローズ)という機種ですが、重さは20kgとなっています。
二人いれば、お互いに端っこを持っていけば行けると思いますが…
一人の場合は、台車を利用するか段ボールの下に毛布などを敷いて、斜めにして引きずって持っていく感じになると思います。
「なんで最初くらい会社で設置に来てくれないの…?」
って思う方もいるかもしれません。
ですが、個人的にはこちらの方がありがたいと思いました。
その理由は3つあります。
- 初期費用がグッと抑えられる
- 会社との電話や駐車場確保がない
- 設置後も場所を変えられる
ウォーターサーバーの初期設置は、費用が10000円〜という所も珍しくありません。
ハミングウォーターは出荷手数料2000円でお財布にやさしいです。
電話で、会社と自分の予定を合わせて設置に来てもらったり、スタッフさんが車で来るので駐車場の確保をしたり…
そういう業者とのやり取りの手間が一切ないのはかなりありがたいです。
ハミングウォーターの重さは20kgですが、下に毛布などを敷いて引きずれば動かすのは容易です。
電源さえあればどこでもOKで、設置の自由度が高いのがメリットです。
お手入れがすこし面倒かも…
ハミングウォーターは、基本的に初回の設置や訪問メンテナンスはありません。
なぜかというと…
ハミングウォーターの内部構造がメンテナンスフリーなので、業者による専門的なお手入れが一切不要なんです。
ただ、日常的に簡易のメンテナンスは推奨されていて、説明書にも書かれています。
給水タンクのお手入れ箇所
- 上部の給水タンク(透明の部分)…3日に1回
- トップカバー…給水タンクと一緒
- 蛇口(お水が出る抽出口)…1週間に1回
- 本体や蛇口周り…1週間に1回
- 背面部分…1カ月に1回
「え、給水タンクってそんな頻度で洗わないとダメ?」
そう感じる方もいるんじゃないでしょうか。
これをしない事で味がまずいとか、故障や水漏れが起きやすくなるんじゃ…
という不安もありましたが、少ない頻度のお手入れでもわりと大丈夫で味はまったく変わらず故障もしていないです。
忙しくて時間が取れないときは、そこまで気を張ってお手入れする必要はないと思います。
もちろん、時間が取れるなら給水タンクだけでもお手入れはした方が安心かと思います。
わたしも、お手入れを怠っていた分、それ以外の時期はこまめにお手入れをしました。
ちなみに…
万が一故障した際(物理的な破損などはダメ)は、サーバー本体の交換代も月額費用には含まれているので安心して使えます。
フタがちょっと不安…|でも意外と水漏れせず◎
これはデメリットというより、改善を求める点ですが…
サーバー『フローズ』の給水タンクを洗うとき、中央に白いフタがあります。
水道水を補充するとき、フタが大きめで簡単に開くので、お水を足すのはとっても便利です。
ただ、洗っている途中でもけっこうパカパカと開くので、勢いよく洗うとなんだか壊しそうで怖いです…
ハミングウォーターでは、通常使用での故障なら無償での交換をしてくれます。
ただ、もしもこちらが破損させてしまった場合は、修理費ということで実費負担になる可能性があります。
不安なら、最悪お手入れ・掃除をまったくせずに使い続けるのも一つの手だと思います。
給水タンクは水漏れしにくい構造で安心
給水タンクは、水道水が入ったままスポッと取外しができます。
もちろん水漏れを防ぐ構造になっているので安心です♪
中央のくぼみにすこし水があるのでサッと拭いて、カポッと給水タンクを押し込めばOK!
カチッという音はしないので、上から押してそれ以上いかない感じならOKです。
サーバーが一種類だけ(白・黒の2色)|床置き型でサイズは大きめ
ウォーターサーバーといえば、最近は【床置き型】と、台の上に置けるコンパクトな【卓上型】の2種類から選べるのが主流です。
ですが、ハミングウォーターは今のところ床置き型のみです。
色は最近増えて、黒色とバリエーションが1つ増えましたが、機能はとくに変わらないので、ここがすこし残念な点ですね。
ほかの会社のウォーターサーバーではいろんなサーバーが出ているので、ハミングウォーターももう少し種類が増えて料金プランも豊富になれば嬉しいんですが、今はその情報はありません。
使っていてそこまで不便はありませんが、お部屋が置き場所に困るような状態ですと、どこに設置するかけっこう迷うかもしれません。
デメリットを超えるメリット|他社ウォーターサーバーより魅力的♪
ハミングウォーターは、水道水を補充するゆえの手間に感じる部分など、いくつかデメリットはありますが…
それを補うだけのメリットがたくさんあって、ぜんぜん苦痛なく使えています。
宅配水のウォーターサーバーですと、どうしてもお水の使用量が増えるごとに経済面を圧迫しますし、何よりもボトルの管理が面倒ですよね。
玄関に届くボトルの持ち運ぶ手間に、交換する手間、注文をする手間…
ボトルは1本12リットルで1500円前後しますし、場所まで取られる事に不満を漏らす方は多いです。
ハミングウォーターは、そういった管理など手間ナシ&月額3000円(税込3300円)で使い放題なので肉体的にも経済的にも助かります♪
また、魅力に感じるのはFlows(フローズ)のスマートさです。
横幅がティッシュボックス1個ほどの大きさというだけあって、限られたすき間などにも置くことも可能です。
定額で使い放題だから料金への圧迫感を感じない♪
最大の魅力はやっぱり料金の安さです♪
・初期費用は出荷手数料で2000円
・月額料金として3000円(税込3300円)
1回目の料金:4,900円
2回目の料金 :2,900円
それ以降の料金:2,900円
もし、1本(12リットル)1500円ほどのウォーターサーバーなら、2本頼んだだけでこの価格にすぐ到達します。
一人暮らしのように消費量が少ないと損に感じるかもしれませんが、同棲、ご夫婦、ご家族だとあっという間に2本以上飲んでしまいますよね。
逆に、ハミングウォーターの場合は月額費用に関しては
10リットルでも3000円(税込3300円)
100リットルでも3000円(税込3300円)
1000リットルでも3000円(税込3300円)
いくら飲んでも同じ料金なので、普段使えなかった事にも使えます。
・珈琲、紅茶に
・水筒に入れて持ち運ぶ
・鍋料理やお味噌汁など
・カップ麺などインスタントに
・野菜を洗うなどにも
また、ハミングウォーターは
サーバーレンタル代+フィルター代(送料代)+故障時の交換代
これらすべての料金が含まれての3000円(税込3300円)なので、お財布にとてもやさしいです。
“水道直結型ウォーターサーバー”っていうのもあるんですが…
逆に、そういった手間を排除するために水道直結型というウォーターサーバーも出ています。
こちらは、ボトルレスで水栓を直接サーバーに繋ぐスタイルとなっていて、ハミングウォーターと同じように定額システムです。
こちらは、補充する必要なく常に水栓→サーバーに給水されるので、手間はありません。
一見すると、こちらの方がもっと良いように感じるんですが…
・水栓を工事する必要がある
・定額の料金高め
といったデメリットがあります。
ハミングウォーターは、従来のウォーターサーバーと水道直結型の中間なタイプでお互いの良いとこ取りといった感じですね。
\月額3000円(税込3300円)でラクラク♪/
口コミの評判・評価を見ると思ったより生活が快適な方が多いです
デメリットをいくつかまとめましたが、もちろん人によって評判・評価は変わってくると思います。
ハミングウォーターを体験中の方の口コミを見ると、いろんな悩みを持つ方による書き込みがありますね。
・水道水に黒い点(カビ?)疑惑でハミングウォーターに乗り換えた方
・コストコなどペットボトルのお水買い出しとゴミが出て面倒で乗り換えた方
・プレミアムウォーターなど他社ウォーターサーバーの料金の圧迫感から乗り換えた方
などなど、そういった悩みからハミングウォーターを契約している方が多くなっています。
見てみると、かなり快適に利用されている話ばかりです♪
やっぱり、お手軽に使えるっていうのはメリットですね。
電源コードのコンセントさえあればどこでも設置OKですし、横幅がボックスティッシュ1個分ほどなので、限られた空間も活かせます。
ハミングウォーターは、冷水・温水・常温水が使えるので、赤ちゃんのいるご家庭でも大活躍中ですね。
ミルクを作るのに、やっぱり水道水の残留塩素やトリハロメタンなど気になるのが多いですが…
それらをきちんと除去できますし、調乳するのに便利な温水&常温水ありなのでとても重宝するかと思います。
ハミングウォーターのデメリットは、便利・安心に利用できる理由があってのデメリットかと思うので、そこは十分許容範囲だと感じました。
・いまの浄水器に不満を持っている
・ウォーターサーバーのボトルが重い!
・ペットボトルの買い溜めは疲れた…
あなたが、そういった手間・料金の悩みなど持っているのでしたら、きっとこのウォーターサーバーは合うかと思います。
わたしも利用させて頂いて半年近いですが、とくに故障などトラブルなく快適使えています(´ω`*)
その他のちょっとしたデメリットまとめ
ここでは、あまり不満じゃない点ですがデメリットになり得る点などをちょくちょく書いていきます。
カップラーメン向けの温度じゃない?
ハミングウォーターでレンタルするフローズですが、機能として『再加熱』というのがあります。
「あぁ、これで沸騰できるんでしょ?」
って思う方もいるかもしれませんが…
実は、再加熱をしても最高温度は90℃までとなります。
「え!?100℃じゃないの!?」
って思うかもしれませんね。
ウォーターサーバーは一般的に沸騰する温度まで上げてしまうと故障するリスクが高くなります。
なので、どのメーカーでも90℃、高くても93℃ぐらいまでに抑えるようになっています。
これだと、沸騰させてなんぼのカップラーメンが美味しく頂けないように感じるでしょうが、実は意外にも90℃のカップラーメンでも美味しく頂けます。
わたし自身の経験もありますが、もう一つに『75℃のお湯』でカップラーメンを食べた猛者もいます。
理想は100℃かもしれませんが、ウォーターサーバーの温度でもカップラーメンは美味しく食べれます♪
余談:配送エリアが…?|北海道や沖縄など
これはデメリットとちょっと違うのでこちらで触れています。
理由はわかりませんが…
ハミングウォーターは離島(沖縄・北海道など)での申し込みは不可となっています。
基本的に、どの会社のウォーターサーバーでも同様に離島は未対応なんです。
せっかく見た目が良いとか料金がリーズナブルだから、と始めてみようと思っても、そもそも利用できなきゃしょうがないですよね…
ちなみに…
「離島ってどこまでなの…?」
と感じる方もいると思います。
国土交通省によると、『北海道・本州・四国・九州・沖縄本島』を除く島を離島としています。
ハミングウォーターでは、北海道と沖縄も不可となっているので、本州・四国・九州は対応エリアが可能となっています。
引っ越しなどで住所変更するときも注意!
仕事やプライベートの都合上、離島へ引っ越す方もいると思います。
先ほど触れたとおり、たとえば本州→沖縄や北海道など離島へ移動するとサービスは終了となります。
残念なことに、ハミングウォーターは買い切り(購入)サービスは無いので、レンタルしているフローズを返却し、フィルターも今後届かなくなります。
あなたの今後の予定も踏まえた上で、ハミングウォーターを利用することをおすすめします。
北海道も対象地域に!引越しや出張しても利用可
2021年の半ばあたりから、ついに北海道エリアの配送も対応するようになりました!
もともと北海道住まいの方も、引越しするご家族や、出張で単身赴任する一人暮らしの方でも利用可能です。
注意する点は、定額料金が高くなっている点です。
本島内であれば、定額料金は税込3300円なんですが、北海道の場合は3520円と高めです。
離島は送料の関係もあり、すこし値上げせざるを得ないのでしょうね…
お財布にはすこし痛手かもしれませんが、もともとハミングウォーターを利用していて続けたい方、興味があるけど対象エリア外だった方にとっては朗報ですね。